導入設定
 の導入時、運用に先立つ設定

JDEAN の運用は非常に簡単なレベルから高度なレベルまで様々にカスタマイズ可能です。

そのためにはまず、運用前の設定が重要になってきます。会社の業態やJDEAN に求める機能を反映するよう、設定を行ってください。

以下必須の設定と任意の設定に分けて、順番に解説していきます。

必須設定 - マスターの登録を開始する前に必要な作業

企業情報の設定
自社の所在地等を設定。また、銀行マスター・銀行口座マスターもここから登録・設定できる。
銀行マスター
銀行口座マスターに先立って設定が必要。運用開始後は変更できない。追加は可能。
銀行口座マスター
銀行口座を登録します。
勤務区分テーブル
勤怠名称の設定。運用開始後は変更できない。追加は可能。
単位区分テーブル
品目マスターに先立って設定が必要。運用開始後は変更できない。追加は可能。
総合入力画面の設定
入力画面のインターフェイスを定義する。
運用開始後に変更できるが、それまでに蓄積したデータとの互換性に配慮が必要。

たとえば、距離割増と時間割増の位置を入れ替えても、名称が入れ替わるだけで、入力済みデータが入れ替わるわけではない。

また、自動計算機能も再定義が必要となる。

経費入力欄を使用しないように変更しても、それまでに入力した経費データはデータベースに残され、帳票類に掲載される。

システム基本設定
運用開始後に変更できるが、それまでに蓄積したデータとの互換性に配慮が必要。

日またぎ運行の計上日は、各明細に【計上日】として保持されている。

経費・手当の端数は、各明細に端数処理された結果を保持している。

上記のようなデータが設定変更に伴って自動的に再計算されることはない。

任意設定 − 運用形態に応じて設定する項目

部署マスター

運用上部署分けをしたい場合に登録。営業所との違いに留意する。

営業所は物理的拠点であり、運用セキュリティーの境界として機能する。

部署は、業務上の区分として機能する。

オペレーター

運用担当者。

ログオンの権利と使用できるメニューを定義。

拡張設定 − 通常は変更する必要のない項目

10 消費税テーブル
消費税の税率を適用開始日とともに設定。
11 運輸支局テーブル
あらかじめ全国の運輸支局が登録してあります。
12 費目テーブル

特殊な費目やイベントデータを設定するときのみ使用します。

システムの基本10項目は変更・削除することはできません。