JDEAN運用マニュアル

運賃自動計算の仕組み

JDEANの運賃計算は見た目は少し複雑ですが、仕組みを理解すると非常に柔軟な処理が可能です。
JDEANではではまず、運賃表を必要なだけ作成し、次に取引先マスターでどの運賃表を使用するのかを設定していきます。
一件の取引先に複数の運賃表を結びつける事も可能です。この場合、日報を入力する際にどの運賃表を摘要するのか指定することができます。

運賃表の構成

運賃表は以下の3つの部分で構成されています。
①運賃マスター 運賃表の骨格になる部分です。
各運賃項目(基本運賃・距離割増、など)に対して、どのような運賃や単価を引き当て、どういう単価計算を行うのかを定義します。
②運賃単価表 運賃マスターから参照される表です。
実際の運賃や単価を必要なだけ設定し、それらをどのような場合に使用するのかといったことを定義します。
③割増運賃設定 運賃マスターから参照される表です。
時間割増と距離割増についての設定を保持します。

運賃表の構成