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手当の自動計算

 JDEAN  は手当の自動計算機能を持っています。

 決して何もかもが自動でできるわけではありませんが、この機能を活用して少しでも入力の効率を高めてください。

手当自動計算のできるまで

1.経費マスターに手当を登録する

【単価】 

    全社員統一の単価はここで設定してください。

 

【次の勤務で自動計上する】 

    必ずいずれかにチェックマークを入れてください。該当する勤務区分の明細上で自動計算が働きます。

2.特殊項目として使用にチェックをいれ、手当の種類を選択する。

【単純手当】

数量を手入力して単価計算をするだけのものは、単純手当を選択してください。

【手当一覧編集に表示】

手当一覧編集の手当ペインには明細に入力済みの手当が全て表示されますが、ここにチェックマークを入れると配車稼働ペインに横並びで表示させることができます。こうすると、あらかじめ入力枠が用意されていることになるので、後にまとめて入力する際に非常に便利になります。

詳しくは手当一覧編集を参照してください

3−1.時間手当の設定

【残業時間】

拘束時間で計算するか、時刻の範囲で計算するかを指定し、該当する設定をします。

 

【計上単位】(※)

何分ごとに計上するかを指定します。

  例.30分毎に計上−1:30は1:30、1:29は1:00と計算されます

切捨てを行わない場合は1分毎の設定(0:01)にしてください。

また、計上単位にかかわらず、単価の設定は1時間当りの単価を設定してください。

 

【除外する時間】

残業時間と深夜時間を別々に計上する場合などに、残業時間の計算から除外したい時間の範囲を設定します。

労働基準法に定める深夜労働時間を別途計上する場合は 22:00-5:00 と設定します。

 

※労働基準法では、労働時間の切捨ては月単位での集計結果にのみ認めています。

3−2.距離手当の設定

【判定基準】

総走行Kmか実車Kmかを選択してください。

 

【判定適用方法】

基準距離を定めて超過した分を計上するのか、距離の範囲をいくつか定めて計上するかを選択してください。

 

【超過距離に対する支給】

基準距離と切捨て単位を設定してください。

X.XX円を支給、と表示されていますが、乗務員別の単価設定をする場合はこれを無視してください。

 

【距離範囲に対する支給】

距離の範囲(〜XXKmまで)と支給額を設定してください。

距離範囲で設定した場合、乗務員別の単価設定はできません。乗務員別に設定したい場合は、乗務員別に距離手当を作成し、各乗務員に割り当ててください。

 

※距離手当は数値欄は常に1と表示されます。超過した距離は表示されません。

3−3.歩合手当の設定

【実績売上に対する支給率】

実績売上に対する掛け率を指定してください。

乗務員の売上配賦額に基づいて計算されます。

4.乗務員に手当を割り当てる

 

乗務員マスターの手当単価設定グリッドでこの乗務員に支給する手当を登録してください。

計上単位を明細ごと、にしてください。

単価引用は、統一の単価を適用する場合は経費マスター、乗務員別の単価を適用する場合は乗務員マスターを選択して単価を設定してください。

5.手当を計算させる

 

総合入力画面の手当グリッドで【F3手当計算】ボタンを押すことで、設定した計算機能が働きます。