JDEAN運用マニュアル

合計請求書(いわゆる鑑)

取引先・請求先と請求・入金で説明したように、JDEANでの請求先は非常に柔軟に設定できるので、合計請求書にも単純な合計表的なものから複合的な内容を含む複雑なものまで考えられます。

合計請求書(簡易)

単純なものは 合計請求書:簡易 という画面で、いつでも出力できます。
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締め日 出力対象となる請求先の締日を指定します 。
取引先マスターの請求先タブの内容が指定対象です。
合計請求グループ 【取引先マスター】で【合計請求グループ】を設定しておくと、一括出力に含めたり除外したりできます。
  • 日付範囲
  • 集計する請求明細日付の範囲を指定します。
    締日を指定すると想定される日付範囲が自動的に表示されますが、それを無視して任意の日付を設定することができます。
    月2回締めや一週間後との締など、柔軟に指定できます。
    取引先範囲 取引先の範囲を指定します。
    多数の取引先を範囲でくくって指定するため、個々の取引先の内訳である請求先の指定はできないようになっています。そのかわり、次の請求明細グループを利用できます。
    請求明細グループ 取引先の内訳である【請求先】の【請求明細グループ】を設定しておくと、出力に含めたり除外したりできます。
    【合計請求書:簡易】で毎回出力する請求先・特別な場合に出力する請求先・合計書が必要ない請求先などで、異なるグループ番号を設定しておくことで、計上したり除外したりできます、
    営業所 担当営業所を指定します。

    合計請求書(詳細)

    特殊なものは 合計請求書:詳細 という画面で、合計に含める内容を柔軟に設定できます。
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    合計請求書(詳細)の出力手順

    合計請求書:詳細の出力には手順があります。
    1. 営業所を指定
    2. 合計請求グループを指定
    3. 1・2の指定に従って左側の〔取引先〕一覧に、該当する取引先がリストアップされる
    4. 今回の印刷に含めるのかどうかをチェックボックスで指定する
    5. 取引先を選択すると、右側の〔選択取引先の請求内訳〕にこの取引先の請求先が表示される
    6. この合計請求書に含めるのかどうかをチェックボックスで指定する
    7. 請求先ごとに詳細な日付範囲と印字したい備考を設定する
    8. 〔選択取引先の請求内訳〕は追加設定できる。
    9. これらの設定は保存され、次回も同じ内容が適用される
    このような指定が可能になっていることで 、
    • 異なる締日の請求を1枚の合計請求書に含めることができる
    • 1枚の合計書に1日~20日と21日~末日のように、同じ請求先の複数の締を含めることができる(決算時など)
    ということが可能になります。